▼今回は、“見た目はギャルとは思えない”けれども
マインド(性格や志向)は“ギャルマインド”を持つ若い女性が増えている
という視点から20代女性を調査・分析されている西井氏に
以下の内容についてお話し頂きました。
1)ギャルに注目した理由と現代版ギャルの分析
2)イマドキ女子の成長背景と変化
3)イマドキ女子のタイプ分析
4)ギャルマインドを活用した企業のコミュニケーション事例
▼イマドキ女子の成長背景と変化<3つの波を受けて育った>の1つの波として
「個性化教育とゆとり教育の狭間を経験した」というお話が印象に残る。
同一世代の共通感覚や価値意識は、子供の頃の共通体験―社会状況や
教育体験の影響が大きいということをあらためて感じました。
▼また「ギャルマインドの心・技・体」のお話の中で、「わかる」共感文脈を創る、
ジモ友とつるむ、先輩・後輩の関係を大事にしているという部分は、
2月研究会での古市講師の若者は“ムラをつくり、ムラに住むようになる。”というお話、
4月研究会「Mart」編集長大給講師の“最近の主婦(Mart族)の特徴は
コミュニテイの和を大事にする、目立ち過ぎてはいけない、バランスを重視する、という
お話とも共通項を感じました。
いまの消費者のマインドに流れる通奏低音なのでしょうか。
(マーケティング共創協会 座間 忠雄)