Zama book

2014年06月04日
「次世代共創マーケティング」池田紀行、山崎晴生 著
  新 刊 紹 介 出版社書籍情報ボタン
書籍画像 書籍名 次世代共創マーケティング
著 者 池田紀行、山崎晴生
出版社 SBクリエイティブ 発売日  2014/01/21 価 格 1.600円+税

 
 いま消費者は何を求めているのか、何が欲しいのか。
 消費者に直接聞いても明確な答えが返ってこないとも言われます。
 多様化・複雑化を極める消費者のインサイトは、グループインタビューやアンケート
といった従来の調査手法だけでは把握・発掘が難しくなってきている。

 そんな手詰まり感を打破する1つのカギとなるのが「共創マーケテイングだ」。

 共著者の池田氏はソーシャルメディアマーケテイングの、山崎氏はマーケテイング
リサーチ(特にコミュニティリサーチ)の専門家として日々クライアント企業と共に
さまざまな課題と格闘している。そんな2人だからこそ書けるノウハウと共創に
臨むための考え方をまとめたのが本書だ、と「はじめに」で述べられている。

 では「共創マーケテイング」とは何か。まず共創とは、企業と顧客が中長期的な関係を
築き深く理解し合う中で、予期せぬ、または期待を超えた新しい価値を生み出すことで
あり、共創マーケテイングとは、ブランドへの支持を高めたり、支持者との関係の中で
しか得ることのできないイノベーションを促進する活動である。

 そして共創マーケテイングのベースになるのは、「共創コミュニティの運営」である。

 大きく分けて2つある。
 一つ目は、顧客がブランドに参加することのできる場(コミュニティ)の運営である。
 二つ目は、リサーチの実施である。自社でコミュニティ・リサーチを実施する
「仕組み」を手に入れることができる。

  



<共創による5つのメリット>
  ①マーケテイングを「フロー型」から「ストック型」に変える
  ②新しいアイデアや潜在的課題を「発見」する
  ③顧客理解の「仕組み」を構築する
  ④顧客生涯価値を最大化する
  ⑤買い手を「エバンジェリスト(伝道者)」に変える

<「共創」を実践する先進企業>
  事例①味の素株式会社
  事例②江碕グリコ株式会社
  事例③花王株式会社
  事例④キリン株式会社
  事例⑤株式会社ベネッセコーポレーション
  事例⑥株式会社リクルートマーケテイングパートナーズ
  事例⑦株式会社良品計画
 

  



  いま消費者参加型商品開発の必要性が言われ、また他社とのコラボレーションも
盛んに行なわれています。しかし、“言うは易し”でいろいろ大変な面もある様に
思われます。
 本書の「共創マーケテイング」においても継続的な「共創コミュニティ」の運営も
大変だろうし、そこから消費者の無意識的ニーズの洞察、発見をするというのも
大変なことだろうと思います。

 挙げられている事例企業も完成形というよりも将来を目指して、その企業なりの
完成形を目指しているように思われます。


(マーケテイング共創協会 座間 忠雄)


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